
◎「防カビ対策工法」が国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録、承認
・環境微生物災害対策協会吉田理事長が開発された建造物高湿度部位の発生カビ除去、抗菌、防
カビ、カビ臭対策の技術です。
・抗菌性能を兼ね備えた防カビ剤の開発によって長期間の耐久性を実現しました。
・この技術工法は厚生労働省が「快適で健康的な室内空気環境を確保すること」を、目的に指針値を示し
ている揮発性有機化合物(VOC)13物質を一切使用せずに全行程を構成出来るようになりました。
新技術情報提供システム(NETISネティス)とは 国土交通省は、新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NTIS)を整備しました。
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技術名称:プロバクター工法
ー塗膜通気性評価試験ー
1、試験実施日:2001年7月10日から8月10日
2、試験場所:株式会社モルテック自社研究室(千葉県八街市)
3、目 的:防カビ剤塗膜の通気性および微生物抵抗性を確認する。
4、試験方法:減圧濾過・微生物抵抗性試験(自社開発法):親水性パルプ濾紙上への薬剤安定固着を
行い大気圧および減圧状態での通水性をブランクと比較する。
5、試験結果:パルプ濾紙(ブランク)および薬剤処理濾紙の通気性比較試験において、減圧下では両者十分な通水状態であるの対して、大気圧下5分間ではパルプ濾紙(プランク)が30ml通水するのに対して薬剤処理濾紙の通水性は0であった。薬剤処理濾紙は微生物抵抗性試験により20日以上の抵抗性があった。
6、考 察: 試験結果から薬剤は基材(濾紙)によく固着して疎水性(結露防止性)を発揮しながら、一方で基材を連続膜で覆うことがない(通気性確保)ことが分かった。結露防止性と通気性を実現した防カビ剤は長期間(微生物抵抗試験結果は1種の加速試験であり、20日間の抵抗性は実際の建築物において3年以上の抵抗性を約束する)の微生物抵抗性が期待できることが分かった。
ーカビ抵抗性試験結果ー